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牛乳のはなし

近所に乳牛を飼っている高校があります。

毎日寮生活をしている高校生のみなさんが
世話をして搾乳し給食の時間に飲んでらっしゃるようですが

冬休みや夏休みといった長期の休暇があると
飲み手がいなくなってしまうので
近隣に住む我々にもご相伴の機会が生じるというわけです。


で、いつも通り、このたびの正月休みにも
(もうひと月も前の話ですが)
たくさん分けていただきました。

たる2杯分を2度に分けていただきました。

搾ったばかりの生乳をいただくので
すぐに殺菌をします。



殺菌方法は3通りあるようです。


スーパーなどに置いてある一般的な市販の
紙パック詰め牛乳だと130℃前後の温度で2秒など
超高温殺菌を施しているようです。

他にも70度程度で15秒などの高温殺菌もあるようですが
このような牛乳はまだ試したことがありません。

生活クラブなど食の安全を追求している団体の
パスチャライズド牛乳は低温殺菌で
63~65℃で30分加熱することで
生乳本来の栄養分を壊すことなく殺菌しているようです。




というわけで我が家でも低温殺菌を目指し
鍋の中の牛乳が熱くなりすぎないよう
ゆっくり加熱しました。

火力を抑えた薪ストーブの上に
大鍋をただおくだけ。

あとは自然に余熱がとれるのを待ち
外に置くだけ。
自然の冷蔵庫です。




今回は大量だったこともあり
簡単なチーズを作ってみました。

発酵させない
カッテージ・チーズです。


殺菌を施した大鍋入り牛乳の中に
酢を回しいれるだけ。

牛乳に対する酢の比率は適当。

あとは待つばかり。

一晩待ってそれから濾しました。

これでカッテージ・チーズの出来上がりです。
大鍋いっぱいのほわほわチーズになりました。


そのまま食べたり
パンに塗ったり

その晩のパスタ用に
チーズソースも作れました。

鶏肉と小松菜と玉ねぎを炒めたものに
そのチーズを投入するだけの簡単メニュー。
チーズが加熱され他の材料と混ざったことで
ほわほわ固体だったのものが
とろりとしたソース状に変化しました。



チーズを濾した後、液体が残ります。
これを乳清と呼んだりホエーと呼んだりします。

脂肪分が除去された半透明の液体です。
うすーくなった牛乳ですね。

これもなんとなく捨てるのはもったいなくて
パン生地をこねるときにつかったりできます。

今回はかぼちゃとおからのパンケーキに使いました。
小麦粉を半減し代わりにおからを入れ
牛乳の代わりに乳清を使いました。

味噌汁にも何度も使いました。
水の代わりに乳清に昆布をいれ出汁をとりました。


友人は米を炊く時にも使っているそうです。
ピラフなどによさそうですよね。



さて、本来の牛乳へ話は戻り

殺菌した後、飲む分だけジャグに入れ台所へ持っていき
残りは鍋やタルにいれたまま
しばらく外へ放置しておくわけです。

すると自然に分離してきます。
上の方にクリーム分がかたまってくるのです。

これが生クリーム。

これをどうにかするとバターができます。
いつかいつかバターを作ってやろうと思いつつ
幾シーズンか過ぎてしまいましたが
今回もできずに終わってしまいました。



というわけで、今のところ
クリームになっている部分は
そのまま使っています。

濃く淹れたコーヒーに浮かべても
料理に使ってもかなりの威力を発揮します。

今回はかぼちゃを一口大に切って
牛乳と塩だけで煮込んだかぼちゃスープに
このクリームを大量投入してみました。

なんともいえずおいしかった。



大みそかと年明けにいただいた生乳を
(こんなに保存できるものだったなんて!)
ほとんど捨てることなく余すことなく
本日完飲食しました。


ありがとうございます。


生乳を分けていただくことによって

お店でただ購入しているだけではわからない
生乳についての基本的な知識や

「さまざまな工夫をこらす」ということを学ぶことができました。

牛のお世話をなさっている方、
本当にありがとうございました。
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by dignen | 2010-01-29 14:44 |

除雪

我が家は引っ越してきて以来
ずっと人力で除雪を行ってきました。

ひとえにむっちゃんの努力によって
生き長らえてきたようなもんです。



が、今年から機械を導入!

c0057781_17131587.jpg農作業用トラクターが
除雪のロータリーをくっつけて
さっそうと登場したのです。

ハートランドファーム所有の力持ちくんです。


機械ってすごい...


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後付けされたロータリーで雪の壁を削り
削った雪は煙突のような筒から空高く飛ばします。



c0057781_17185280.jpgc0057781_17192537.jpg








建物の近くは人力で削ります。
父ちゃんたちの間に入って小5ムツマル健闘。

壁際の積雪を取り除くと傾斜のついた屋根から
さらに雪が雪崩のように落ちてきます。
気をつけないと埋まってしまうので一人ではできない作業です。

左右の写真は同じ場所で撮ったものです。
煙突の支柱が目印です。
左が雪崩前、右が後。

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めったに乗ることのないトラクターの上で
ごきげんのあいたろう。


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車庫の屋根にのぼったムツマルと雪の壁に食い込んだハカタ。

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忍者ごっこ中の子どもたち。
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by dignen | 2010-01-16 17:06 | 小国の暮らし

さいず焼き~小正月

この辺では15日の小正月にさいず焼きをします。

年が明けないうちから建てておいた「さいず」という
ワラや枝などで作った塔を燃やし
お札などを一緒に焼く行事です。

また「団子の木」を作り
その火で団子をあぶっていただきます。


私自身はこのような行事を
子ども時代に体験してこなかったので
逆に新鮮に感じられました。

同じ日本、さらに県内でも
住まう土地が変われば風習も変わるんですね。



15日が平日にあたると
いろいろと都合のあわない人もいるということで
近年は日にちをずらして
15日の前の週末に行うことが多いらしいです。

私の住む地区では
10日(日)の夕暮れから
火入れが始まりました。



日中はだんごを作りました。

白玉粉を半分に分けて練ります。

c0057781_1603111.jpg紅白の団子をつくるために、
片方に食紅をほんのちょっと混ぜると
みるみる桃色に変わりました。

初めて食紅というものを使うので
疑心暗鬼のこころもちもしましたが
(なんたって赤色何号とかいうやつです)
何とか自分をなだめて割り切りました。


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できあがった紅白のだんごを
だんごの木の枝に刺していきます。

だんごの木には「みずき」という木を使用します。
枝がしなやかで赤みを帯びているので
お祝い事にぴったりの木です。

我が家の木は、
この時期になると毎年決まって
雪山へ入ってみずきを切ってくる友人から
今年も分けてもらいました。


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だんごの木 完成!

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3人それぞれ自分のだんごの木を用意して
極寒のさいず焼き広場へ出かけてゆきました。
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by dignen | 2010-01-10 21:44 | 子どもとの時間

初詣 兼 雪中散歩

1月3日



しまった!

と思った時にはもう遅い。


今年は初詣に行くのが初売りの後になってしまった。

不覚。



c0057781_15231454.jpgc0057781_15234921.jpg










それでも雪の合間の晴れた時に
それっとみんなで散歩がてら山王森へ。

そこで見つけた雪うさぎと雪だるま。
参道から外れた小路のわきにちょこんとござらっしゃた。
誰かが作ってくれたんだの。
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by dignen | 2010-01-09 15:13 | 子どもとの時間

おしょうがつ気分

c0057781_1555927.jpg1月2日

正月は元旦午後より酒田の実家へ帰省。
じいじ&ばあばから初売りで
買ってもらったおもちゃを手に
ご満悦の子ども3人。






c0057781_1571193.jpgc0057781_1572516.jpgいつもなら
カメラを向けると
突進してくる
1歳あいたろうも
ブッブーと
りかちゃんに夢中。
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by dignen | 2010-01-07 15:03 | 子どもとの時間


山の古民家暮らしをつらつらと。


by dignen

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